帰るところがあるよ [家族の事]
まもなく5月を迎えようとしている。
花々は咲き、空は青い。
そして、父母が召されてまる2年が経とうとしている。
ずっと前のことだったような、ついこの間のことだったような気がする。
今年の5月には、父母が最後に仕えていた米沢の教会の墓地に、父母の分骨を納骨していただく予定だ。コロナのために今になってしまった。
四姉妹でどこかに出かけるのは、多分初めて。
さらに、神奈川の妹の家に置いてある遺骨を持っての家族旅行だ。
相変わらず道を歩いている時に、花を見ても空を見ても、鳥を見ても木々を見ても呼びかけている。「お父さん。花が咲いたよ。この花好きだったね。」「お母さん、今日は晴れているよ。朝の散歩が気持ちいいだろうね。」そして、この頃になって聞いておきたかったことを思い出すことが多い。
もう2年
まだ2年
考えてみたら、みんみが結婚してこっちゃんが生まれて、この2年の間に二人の家族がいなくなり、二人の家族が与えられたんだなあ。
時が過ぎて世界が変わっても
変わらない愛する人たちのいる帰るところがあるよ。
2022-04-29 16:01
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