一月の誕生日 [家族の事]
今日は孫の一歳の誕生日。
三年前に亡くなった両親にとっては初ひ孫。
まさかみんみが、結婚して!出産して!母になろうとは!
ということで、私の家族関係では一月に誕生日を迎えるのは孫を入れて5人目となった。
父と私と妹二人と孫。
寒い寒い冬の日に生まれたそれぞれ。
棚を整理していたら、私の育児日記が出てきた。主婦の友社から発行された「赤ちゃん読本」である。母が亡くなったときに本棚から出てきたもので、今から65年前のものということになる。
初めは父が細かい字で書いてあり、退院して家に帰ってからは母の字で記録がついている。一週間ごとに書き込むページになっており、どんなふうに成長していったかが本当に詳しく書かれている。流石に初めての赤ちゃんである。母は28歳、父は25歳であった。
一歳の誕生日の二日後に妹が生まれており、さらに二歳二ヶ月で2番目の妹がうまれているので、日記は一歳少し前頃から飛び飛びになり、最後の記載は二歳二ヶ月である。
記載は、私が仙台の母方のおばに預けられ、さらにそこから父の実家に預けられる記事で終わっている。
私医は全く覚えがないが、仙台に預けられてしばらくは夜になると「お母ちゃん」と言って泣いていたとか、父の実家ではしばらく「おばちゃん」と言って泣いていたとか、哀れな話を聞いたものだ(笑)
最後の最後まで母は「かわいそうだった。」と、思い出しては涙を流していた。
私は「こんなに幸せに育ったんだからちっとも可哀想じゃないよ。」と答えていた。
そんな事を思いながら、一歳を迎える孫を見ている。
2023-01-13 13:58
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