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おかえり・いってらっしゃい [家族の事]

8月に入り、長い出張だったみーの旦那様も無事に本社勤務に戻り、次の現場までの間は確実に家で過ごすことができるということで、ほぼ2ヶ月我が家で過ごしたみーとこっちゃんは、新しい家に再び帰っていき、3人での生活が始まった。

私は、帰って行った後の部屋がそのままであると、なんとも寂しく悲しく心落ち着かないので、帰っていったすぐ後に全てを片付けて元の通りに直す。何もなかったかのように痕跡すらも消してしまったその部屋に、東京からようやく夏の休みを取ったたかが帰ってきた。

9月はいっちもみーもたかも誕生日を迎える。3人とも帝王切開だったので、同じ9月に予定日がわかったとき、産婦人科の先生は「いつにする?(手術のこと)同じ日にする?揃える?」と聞いた。う〜〜〜〜ん。

結果的に5日6日10日となった3人の誕生日である。

ちなみに美知子(亡くなった私の母)の誕生日もやはり9月である。また、夫の弟も9月。

1月と並んで9月はお誕生日のラッシュ月である。


そこで、4日の日曜日の夜に、帰ってきたたかと、みーの旦那さん大くんとも一緒に家族のお誕生日食事会をした。お馴染みのイタリアンレストランを予約して、わいわいと総勢7人(8ヶ月になったこっちゃんも入れて)楽しくお食事会であった。「お誕生おめでとう!」「お帰りなさい!」「お疲れ様!」という挨拶が入り乱れた。私はZOOMでの集まりが6時半からあって、残念ながら序盤で抜けて帰ったのだった。楽しくお食事をして帰ってきたらしいが、夫はほとんど食べなかったという(笑)若者4人に美味しい食事を堪能してもらってよかったよ。


そして、たった3日間だけ家で過ごしたたかは、名残惜しそうに東京に帰っていった。帰ってから「もっとゆっくりできたらよかった」というメッセージが送られてきたけど、帰りたいと思ってもらえる家で本当によかった、嬉しいと思った。


家族の在り方が変わっていく。さらに変わっていくだろう。

当たり前のことだ。けれども、年齢を重ねていくと、その変化に心がついていきにくいということを経験する。いろいろな思いが心の中に渦巻いて、良い思いばかりではない、心配や不安や寂しさや少しの悲しみなどがはっきりとした言葉にならずに心の中に重く残ってしまう。


私もまた父や母に同じような思いを与えながら今ここにいるのだなあと思う。


さらに父や母も、その父母にやはり同じような思いを残してその一生を送ったのだなと思う。


「そうなってみないとわからない。」

よく言われるけれど、本当にその通りだ。そして思った。わからなくていい。そう、わからなくてもいいんだ。そうなって初めて思い至ることの中にこそ、愛や慈しみや憐れみや優しさがある。感謝がある。


ありがとう・・・という思いと言葉があるんだ。


線路は続くよ1.jpg
線路は続くよどこまでも

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