病院のはしご [その他いろいろ]
5月に入ってから、明け方や夜半過ぎに何度か狭心症の発作が続いた。
秋と春にやってくるお馴染みの痛みと苦しみ。
以前処方された舌下錠はもう期限が切れていたので、かかりつけの持病の先生にそのことを話したら、ちゃんと診察も受けて診療方法も相談したほうが良いと言っていただいたので、その足で家の近くの心臓・血管・循環器センターに行った。病院と注射が大嫌い(笑)な私にしては素早い行動であった(いやいや当たり前のことなのだろうが・・・)
父も母もかかっていた病院である。
10年以上も前にも詳しい検査をしてもらい、診断はおそらく変わっていないだろうと思った。
私の場合は異形狭心症で攣縮によるものだ。父と同じである。でも父はその後心筋梗塞を起こしているから放っても置けない思いもあった。
今回も治療着に着替えての採血。心電図、エコー、CTと詳しい検査をすることになった。午前中にかかりつけの病院でいつものように採血をしたのだが、今度は反対の腕に太い注射針で三本の容器に血を取り、後でCTの時に造影剤を入れるために点滴に繋がれた。もう重病人気分だ。嫌で嫌で身体中がちくちくしながら、ガラガラと点滴の台を持って移動する。
その日は半日かかって検査を終えて、今週月曜日に結果が出たので診察を受けてきたが、全ての検査の結果は良好。血管も元から端に至るまで綺麗に通っているし異常なしで、エコーの結果も問題なし、血液検査に至っては、どの数値も(持病にかかわる数値以外は)安定していて範囲内であった。最後に先生に「とても健康ですね。」などと言われた。
いやいやいやいや。
どう言うこと?
喜んでいいのやら心配していのやらわからん。
とにかく万が一発作が起きた時のことを考えてミオコールスプレーを処方してもらって帰ってきた。父も常にどこに行くにも常備していた薬なので、懐かしい。
5月は父と母を続けて天に送った月。
季節の変わり目であるし天候も不順で、雨の日が続いたり、暑かったり寒かったり。
心配なこと心にかかっていつも祈りの中に覚えていることごと。
どうしてもやらなくてはならないこと(と書いた途端に、やりたくないんだろうなと思わせてしまうほどやらなくてはならないと思っていること笑笑)
次から次にやってくる目の前の仕事の数々。
多くの人がそのような中を過ごしているのだろうに、私の小さな(これは本当に普通の人より小さいと昔診察の時に言われたのだから間違いない)心臓(血管)はすぐにびびって痙攣してしまうのだろうな。
神様。
長く健康で生きたいとは思いますが、全てはあなたの御手の中のことです。
いつどのようにあなたのところに召されるのかはわかりません。
どうぞそのための備えをなさせてください。
愛する一人ひとりに「充分生きた」と私を手放せるような生き方をさせてください。
残された愛する一人ひとりが、私があなたのところに召された事実を覚えて、感謝して慰めをいただけるような最後を迎えさせてください。
・・・・父と母がそうであったように・・・。
愛する主よ。
心から祈ります。
2021-06-02 11:02
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