願いと最善と [その他いろいろ]
秋から胃腸を壊して、体調がなかなか良くならない日々を過ごし、5キロほど痩せて服も合わなくなり、ズボンの中にセーターを入れてずり落ちないようにして過ごしている(笑)
慌ただしくも忙しい毎日には変わりなく、それでも一年前に比べて見ると時間はあるのだなあ。
父母が召されてまもなく一年が経とうとしているが、この一年は始末しなくてはならないことが次々にあり、先週はおそらく最後であろう二人の医療費のお知らせが、もう無人になった家のポストに届いた。こうして。二人が生きていた足跡のようなものが一つずつ消えていき、遺された者のしなくてはならないことも片付いていくのだな。
結婚したみーは、ほぼほぼ音沙汰なく(笑)幸せに過ごしているのだろう。家の模様替えをしようと片付けながら、五人が揃って生活していた空間が、広々として行き、音がなくなりものがなくなっていくのを、落ち着いて静かに眺めながら、少しずつ違う新しいものに目を向けている。
いま病の中で最期の戦いを戦っている人がいる。
どんなに愛していても、そのいのちの戦いを代わりに戦うことはできない。
やがて確実に来るその時を、ただ心を絞り出すようにして祈る。
もう「なぜ」とか「どうしてですか」という問いはない。
人の弱さと小ささと罪深さと脆さと、同時に神様の全能と義と愛とを思う。
信じよう。最善を尽くしてくださる方を。
2021-02-25 16:10
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