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ひろみちゃん [家族の事]

大阪の地震からもうすぐ一週間。西宮も5弱の揺れで、棚からものが落ちたりした。私と夫は、所用で日曜からでかけており、その土地の朝のニュースで地震を知った。

家で留守番をしていたいっちとみんみは、飛び起きて3階の私の両親を見にってくれたそうだ。割れた硝子を片付けたり、一緒に時間を過ごして夕食も一緒に食べたそうだ。ありがとう。


阪神淡路大震災のとき、いっちは7歳。みんみは5歳、たかは3歳だった。教会が避難所になり、近所の人や教会の人たちと避難生活を送った。全国から、さらに世界中からボランティアが来て滞在した。本当に感謝だった。驚いたのは、当時まだボランティアが定着していなかった日本人は、みな着替えのみで来てくれたのだが、外国人のボランティアの方々は、寝袋持参、食料持参、その上ボランティア活動の計画書と付近の地図を持って来て、すべての活動を自主的にしてくださった。


そんな中、たぶん一番ダメージを受けていたのはみんみだった。30分ごとに腹痛を訴え、落ち着かず、しばし仕事やボランティアの世話の手を止めて、みんみを抱き上げて過ごしたものだ。

このとき、ある方が手作りの高価なお人形をたくさん持って来てくださった。震災にあった子どもたちのためにと捧げてくださったのだ。そこで、近くの幼稚園に寄贈させていただいたのだが、その方のご厚意でみんみに一体下さった。

ひろみちゃん

ひろみちゃん.JPG
今回の地震の後で、いっちが気がついたら、みんみはひろみちゃんを抱いて寝ていたそうだ。思い出したのかなあ。あのころ、よくひろみちゃんを抱いて泣いていたみんみ。怖かったね。


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