梅雨だから仕方ないんだよ [想い出いろいろ]
飛び飛びに続けている聖書の通読箇所が列王記に入り、読み進む中で鬱々としてくる。聖書にではなく、その記事にではなく、人の弱さと愚かさと罪深さと情けなさに…。我が身を省み、何千年経とうと人の本質は大きくは変わらない。本当に変わらない。
変わらないんだよなあ・・・・。
時は梅雨。
気圧も低いし、空も低い。
空気は重いし、体も重い。
この季節はそんな風に過ごすのがあっているのだろうなあ。
北海道に住んでいた頃、もう50年前だけれど、梅雨なんてなかった。
今は気候も変わり、梅雨のような季節があるのかな。
たまに夏の雨が降り、傘をさし、長靴を履いて、水溜りだらけのデコボコ道を歩く。
大きな水溜りがあると嬉しくて、わざわざ真ん中を通って行く。
水溜りの中の石は綺麗で、飽きずに眺めては目的地に着くのが遅くなっていた。
遅くなっている事にすら気がつかなかった。
あの頃に比べ、今の私はなんとせかせか生活している事よ。
変わってしまうことと変わらないこと。変わっていいことと変わってはならないこと。そんなことをのろのろと考えながら、答えが出ても出なくてもいいか…などと思い、はっと気がつく。答えを出すために考えているのではなく、考えるために考えている自分に。
ちゃんと答えを出せる自分よりも、ぐるぐるとのろのろと考えるために考えている自分がいいなあ〜なんて思ってしまう。
「ちゃんとしなくちゃ!」の私はだんだん年老いてきて「まあいいか〜」の自分に変わってきているのだな。
いいのかっ!?
いいのだ・・・・・。
いいなあ〜。
2019-07-03 10:51
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